展示情報
Onishi Takashi solo exhibition
展示期間
2024年7月6日〜19日
[月・水・木・金] 10時〜18時
[火・土] 12時〜18時(作家在廊)
[日・祝] 休廊
■ レセプション
2024年7月5日(18時30分〜20時)
7月5日より大西高志の個展「凛廻」を開催します。
また、今回の個展より大西はURO第一号の所属作家となります。
大西は琳派の影響を強く受け、日本画の次の可能性を模索した作品を制作しています。
琳派は17世紀初頭に俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らによって確立され、日本の美術史に多大な影響を与えてきました。
昨今でも田中一光、会田誠など多くのクリエイターが取り入れていますが、大西の作品は特に源流の琳派に近い作風を持ちながら、新たな解釈とモチーフを加えている点が特徴です。
また、大西の作品における最大の特徴の一つが、辰砂を用いた深紅の色彩です。
日本において赤は白、黒に次いで重要な役割をしてきた色であり、大西の作品はこの強烈な赤を中心に据えながらも、無音の水面の時が止まったような静けさと緊張感があります。
大西の作品づくりのモチベーションは意外にも非常にシンプルで、自身が若沖や蕭白から受けた静寂と胎動が入り交じる調和を現代と未来に受け継ぎたいと語ります。
今展は大西が過去の展示タイトルでも用い、主題としてきた「凛」と、UROから新しくはじまり、また未来へと回帰するであろう意味を込め「凛廻」としました。
是非ご高覧ください。
大西高志
1978年大阪にて生まれる
2000年兵庫県立大学 理学部物質科学科卒業
2005年製薬会社退し作家活動に専念
2006年絵画教室アートルーブル設立
■ 主な個展
2024年「凛廻」gallery URO
2023年「始まりと終わり」gallery UG Tennoz
2021年「凛とした世界」gallery UG Tennoz
2019年「神戸アートマルシェ」オリエンタルホテル
「赤朱紅」gallery UG
2016年「朱備え」gallery UG
2015年「大西高志個展」gallery UG taipe(台湾)
「朱備え」九度山町
2014年「大西高志個展」gallery UG
2013年「大西高志個展」gallery UG
■ 主なグループ展
2024年「UG (OSAKA) vol.1」gallery UG osaka umeda
2022年「Laissez-faire 」大丸東京
「D-art,ART 2022」大丸福岡
「阪急梅田百貨店×アートコレクターズ ニュースター達の美術展」阪急梅田
「くどやま芸術祭 @ 阪神百貨店」阪神百貨店
2021年「ART@DAIMARU」大丸京都
2020年「FUJIHANE×C-DEPOT RESURRECTION」AOYAMA STUDIO
「池袋モンパルナス回遊美術館」池袋芸術劇場
「KIRINJI」gallery UG Tennoz
2018年「大西高志×池原悠太コラボ展」PIAS GALLERY
2017年「BEUTY OF JAPAN AND SOUL OF CREATION」(イギリス)
2014年「Laissez-faire 」上野の森美術館
2013年「PAINTINGS,OBJECTSandPHOTOGRAPHS」ギャラリー椿
■ 主なアートフェア
2020年「ART ART KOBE」大丸神戸
2017年「Infinity Japan Contemporary Art Show 2017」(台湾)
「アートフェアアジア福岡」
2016年「Art Stage」マリーナベイサンズコンベンションセンター(シンガポール)
「神戸アートマルシェ」オリエンタルホテル
「the art fair +plus-ultra 2016」スパイラル
2015年「Affordable Art Fair」(シンガポール)
「Young Art Taipei」(台湾)
「THE ART FAIR +PLUS-ULTR」スパイラル
■ 収蔵
2015年「六文銭の覚悟」寄贈 真田ミュージアム
■ 受賞
「YOUNG ARTIST JAPAN」ギャラリー椿賞
「YOUNG ARTIST JAPAN」新生堂賞
■ 作品提供
Forbes(2022年4月~6月号)
■ その他
「くどやま芸術祭」九度山(2016〜2023)